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福岡入管 天神分室が10月1日開設|宮崎からの窓口の使い分け

ガラス張りの明るいロビーに無地の案内板が置かれた新しい窓口のイメージ。福岡入管 天神分室の開設を象徴。

福岡出入国在留管理局(以下、福岡入管)は、2026年(令和8年)10月1日(木)から「天神分室」を開設しました。移転するのは審査管理部門の在留支援担当で、場所は福岡市天神のアクロス福岡3階、福岡県が運営する「FUKUOKA IS OPENセンター」の中です。この記事では、天神分室のお知らせで何が変わり、何が変わらないのかを一次情報に沿って整理したうえで、宮崎県にお住まいの外国人ご本人と、宮崎県内で外国人を受け入れる企業の人事ご担当者が「どこに行けばよいか」を窓口ごとにまとめます。

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1. 結論:変わるのは「相談の場所」で、申請の受付窓口は従来どおり

先に要点をまとめます。

  • 福岡入管のお知らせ(2026年9月11日掲載)で移転が示されているのは、審査管理部門の在留支援担当です。2026年10月1日(木)以降、福岡第1法務総合庁舎(福岡市中央区舞鶴)から天神分室へ移ります。
  • 天神分室の所在地は福岡県福岡市中央区天神1丁目1番1号 アクロス福岡3F(FUKUOKA IS OPENセンター内)です。
  • 福岡入管の公式ページでは、各種申請は福岡第1法務総合庁舎6階の受付窓口で受け付けると案内されています。天神分室のお知らせに申請窓口の移転は書かれていません(2026年9月12日時点)。
  • 宮崎県にお住まいの方の申請先は、これまでどおり宮崎出張所(宮崎市別府町)が基本です。天神分室の開設で宮崎出張所の役割が変わるという案内はありません。
  • 同じ10月1日には在留許可手数料の改定も行われました。窓口の話と手数料の話は別の制度ですが、来庁日が重なる方は両方を意識しておく必要があります。

💡 ひとことで言うと:10月1日からは「在留に関する相談は天神、申請は舞鶴の本庁舎(宮崎の方は宮崎出張所)」という整理になります。

2. 天神分室のお知らせに書かれていること

福岡入管が公開したお知らせ(PDF)は1枚もので、内容は次のとおりです。

項目内容
移転するもの福岡出入国在留管理局 審査管理部門の在留支援担当
移転の時期令和8年10月1日(木)以降
移転元福岡第1法務総合庁舎(福岡市中央区舞鶴3-5-25)
移転先(天神分室)福岡県福岡市中央区天神1丁目1番1号 アクロス福岡3F(FUKUOKA IS OPENセンター内)
アクセス案内(公財)アクロス福岡のアクセスページ(https://acros.or.jp/access/)

在留支援担当が置かれている「審査管理部門」は、福岡入管の公式ページでは「窓口業務、再入国、在留カードに係る申請・届出、在留支援関係」を担当する部門とされています。このうち在留支援関係の担当だけが天神へ移る、というのがお知らせの読み方です。窓口業務や在留カードに係る申請・届出まで天神に移るとは書かれていないため、来庁する目的が「申請・届出」なのか「相談」なのかを先に切り分けることが大切です。

来庁の目的が「申請・届出」なのか「相談」なのか。10月1日からは、この切り分けで行き先が変わります。

FUKUOKA IS OPENセンターとは

移転先のFUKUOKA IS OPENセンターは、福岡県が2024年(令和6年)10月17日に開所した、外国人住民向けのワンストップ相談拠点です。福岡入管が公開した開所案内によると、県と福岡入管のほか、福岡外国人雇用サービスセンター、福岡県弁護士会、福岡県行政書士会、福岡県社会保険労務士会、福岡法務局人権擁護部などの専門機関が連携し、就労・労働・住宅・医療・在留資格などの相談を24言語で受け付けています。相談は無料で、窓口・オンライン・メール・電話に対応しています(窓口は予約優先、オンラインは予約のみ)。

もともとこのセンターには福岡入管が専門機関として参加しており、「在留資格や在留に関する申請手続等の相談」を受け付けると案内されていました。10月1日の天神分室開設は、その相談機能をセンター内の分室として位置づけ直すものと読めます。

3. 福岡入管の窓口マップ:本庁舎・西新分室・天神分室

福岡入管は本局のほかに分室を持っており、それぞれ役割が違います。10月以降の全体像を表にします。

拠点所在地主な役割(公式ページの記載)
本局(福岡第1法務総合庁舎)福岡市中央区舞鶴3-5-25各種申請の受付窓口(6階)、審査管理部門(窓口業務・再入国・在留カードに係る申請・届出)、審判部門、警備部門
西新分室福岡市早良区祖原14-15(5階)就労・永住審査部門、留学・研修審査部門。各種申請の受付は行っていない
天神分室(2026年10月1日〜)福岡市中央区天神1-1-1 アクロス福岡3F審査管理部門の在留支援担当(FUKUOKA IS OPENセンター内)
無地の市街地図の上に3本の木製ピンを立てた俯瞰イメージ。福岡入管の本局・西新分室・天神分室が別々の場所にあることを象徴。

本局の窓口受付時間は9時〜12時、13時〜16時(土・日曜日、休日を除く)です。審査管理部門については「9時〜16時」とされ、昼休み時間帯(12時〜13時)は企業・団体等の一括申請案件を除いて窓口業務を行うと案内されています。

福岡入管は本局のほか那覇支局と14の出張所(那覇支局管下の4出張所を含む)で構成され、管轄は福岡県・佐賀県・長崎県・大分県・熊本県・鹿児島県・宮崎県・沖縄県(那覇支局が管轄)です。

4. 宮崎県にお住まいの方の申請先:宮崎出張所

宮崎県内に住所のある外国人ご本人の在留関係諸申請(在留期間更新・在留資格変更など)は、原則として住所地を管轄する地方局・支局、又は分担する出張所で手続をします。宮崎県の場合は福岡入管の宮崎出張所です。

項目宮崎出張所
所在地〒880-0802 宮崎県宮崎市別府町1番1号 宮崎法務総合庁舎2階
アクセスJR宮崎駅〔西口〕徒歩10分/宮崎交通「裁判所前」下車 徒歩1分
電話0985-31-3580
業務内容在留審査一般・空海港業務
窓口受付時間9時〜12時、13時〜16時(土・日曜日、休日を除く)
分担区域(在留関係諸申請)宮崎県、熊本県
分担区域(在留資格認定証明書交付申請)宮崎県、熊本県

宮崎県が「分担区域」に含まれる出張所は宮崎だけではありません

公式ページの分担区域を見ると、熊本出張所・大分出張所・鹿児島出張所の分担区域にも宮崎県が含まれています。県境に近い地域にお住まいの方や、勤務先の都合で隣県に出やすい方は、選択肢として知っておく価値があります。ただし、在留資格認定証明書交付申請については「一部の在留資格については取り扱っていない出張所がある」と注記されているため、出張所で申請する前に、その在留資格をその出張所で受け付けているかを電話で確認してください。

5. 外国人ご本人向け:「相談」と「申請」を分けて考える

10月以降、宮崎県にお住まいの外国人ご本人が迷いやすいのは「相談したいだけなのに、どこに電話すればよいのか」という点です。相談先を目的別に整理します。

💬 相談したい
天神分室(FUKUOKA IS OPENセンター内)、インフォメーションセンター(0570-013904)、みやざき外国人サポートセンターへ。

📝 申請・届出をしたい
宮崎県にお住まいなら宮崎出張所(宮崎市別府町)へ。福岡本局は福岡第1法務総合庁舎6階の受付窓口。

相談先何を聞けるか連絡先・時間
外国人在留総合インフォメーションセンター(入管庁)出入国手続・在留手続の一般的な案内。個別事案の進捗や許可の見通しは回答できない0570-013904/平日 8:30〜17:15(土日祝・12/29〜1/3を除く)。日本語・英語・中国語・韓国語・ベトナム語など11言語
インフォメーションセンター 福岡窓口同上(窓口)福岡第一法務総合庁舎/平日 9:00〜16:00。日本語・英語・中国語(韓国語は対応可能な場合あり)
FUKUOKA IS OPENセンター(福岡県・天神)在留資格・就労・住宅・医療など生活全般の相談を多言語でワンストップ。10月1日以降は福岡入管の在留支援担当(天神分室)も同じ建物内0120-279-906(無料)/10:00〜17:00(月〜金、第3日曜・第4土曜。年末年始・祝日を除く)。24言語
みやざき外国人サポートセンター(宮崎県国際交流協会)宮崎県内の生活相談を母国語で0985-41-5901/火〜土 10:00〜19:00(日・月・祝日・12/29〜1/3休館)。英語・中国語・韓国語・ポルトガル語・タガログ語・ベトナム語・インドネシア語の7言語。宮崎市橘通東4-8-1 カリーノ宮崎地下1階

インフォメーションセンターの公式ページには、「各種手続・個別事案に関する進捗や許可の見通し」「審査の進捗状況」は回答できないと明記されています。「自分の申請はいつ結果が出るのか」を電話で聞いても答えは返ってこないので、その種の相談は申請取次行政書士など専門家への相談に切り替えたほうが早い場合があります。

また、インフォメーションセンターへの電話は休み明けの開庁日と午前11時〜正午に集中すると案内されています。急がない相談であれば、この時間帯を避けるとつながりやすくなります。

6. 企業の人事ご担当者向け:認定証明書・特定技能の届出・一括申請

宮崎県内で外国人を受け入れる企業の人事ご担当者にとって、天神分室の開設で直接変わることは基本的にありません。ただ、福岡入管の拠点ごとの役割を知らないと、書類を持って行く先や送る先を間違えやすいので、押さえておくべき点を3つに絞ります。

  1. 在留資格認定証明書交付申請の申請先は、原則として申請代理人となる受入れ機関の所在地(又は親族の住所地)を管轄する地方局・支局です。宮崎県内の事業所であれば宮崎出張所が分担区域に含みますが、前述のとおり、一部の在留資格を取り扱っていない出張所があります。海外から呼び寄せる案件は、申請前に受付の可否を確認してください。
  2. 特定技能に係る届出の提出先は、公式ページで「郵送による場合は西新分室(就労・永住審査部門宛て)、窓口に持参する場合は福岡第1法務総合庁舎6階」と明記されています。西新分室では各種申請の受付は行っていないため、届出以外の書類を西新分室に持ち込まないよう注意が必要です。
  3. 企業・団体等の一括申請案件は、審査管理部門の昼休み時間帯(12時〜13時)は窓口業務の対象外とされています。まとめて申請に行く場合は、昼休みを避けた時間帯に来庁する前提でスケジュールを組んでください。

📌 人事ご担当者への実務メモ:天神分室(FUKUOKA IS OPENセンター)は「相談」の拠点です。企業相談(外国人材の雇用・活用のアドバイス)も相談メニューに含まれていますが、届出や申請の書類をそこへ持ち込む場所ではありません。

7. 10月1日は手数料改定と同じ日:来庁前チェックリスト

天神分室が開設された2026年10月1日は、在留許可手数料の額の改定日でもあります。窓口の話とは別の制度ですが、10月以降に申請を予定している方は次の点を確認してから来庁してください。

  • 目的の切り分け:申請・届出なら舞鶴の本庁舎6階(宮崎の方は宮崎出張所)、相談なら天神分室・FUKUOKA IS OPENセンター、または電話(0570-013904)。
  • 手数料:申請の内容によっては10月1日以降の申請分から手数料の額が変わります。金額と納付方法は入管庁の公式案内で確認し、当日の準備に反映させてください(詳細は関連記事「在留手数料10月1日改定|9月30日までは旧料金」)。
  • オンライン申請の検討:窓口に行かなくても済む手続は、在留申請オンラインシステムで申請できる場合があります(関連記事「在留申請オンラインシステム|2026年新システムと注意点」)。
  • 駐車場:福岡入管は「駐車場の台数には限りがあり、満車時の入庫待ちは禁止」「できる限り公共交通機関で」と案内しています。本庁舎は地下鉄空港線 赤坂駅〔1番・6番出口〕から徒歩5分です。
  • 受付時間:本庁舎・宮崎出張所とも9時〜12時、13時〜16時(土・日曜日、休日を除く)。到着が16時を過ぎると受け付けてもらえません。
無地の書類フォルダの束、無地の紺色の手帳、小さな木製トレイに載せた硬貨を並べた俯瞰イメージ。来庁前の書類と手数料の準備を象徴。

8. よくあるご質問

Q1. 天神分室に行けば、在留期間更新の申請ができますか?

お知らせで天神分室へ移るとされているのは在留支援担当です。福岡入管の公式ページでは、各種申請は福岡第1法務総合庁舎6階の受付窓口で受け付けると案内されています。宮崎県にお住まいの方は宮崎出張所が申請先です。相談は天神、申請は本庁舎または宮崎出張所、と分けて考えてください。

Q2. 宮崎に住んでいますが、福岡の本局で申請してもよいですか?

在留関係諸申請は、原則として住所地を管轄する地方局・支局、又は分担する出張所で手続をします。宮崎県は福岡入管の管轄で、分担区域として宮崎出張所(ほか熊本・大分・鹿児島の各出張所)が挙げられています。どこで手続をするかは、申請の種類と在留資格によって受付の可否が変わることがあるため、事前に電話で確認することをおすすめします。

Q3. 電話で「自分の申請がいつ許可されるか」を聞けますか?

外国人在留総合インフォメーションセンターの公式ページには、各種手続・個別事案に関する進捗や許可の見通し、審査の進捗状況は回答できないと明記されています。担当部署でも回答はできないとされています。

Q4. FUKUOKA IS OPENセンターの相談は有料ですか?

福岡入管が公開した開所案内では「相談無料」と記載されています。24言語に対応し、窓口は予約優先、オンライン相談は予約のみです。

Q5. 宮崎県内で母国語の生活相談ができる場所はありますか?

宮崎県国際交流協会の「みやざき外国人サポートセンター」(宮崎市橘通東4-8-1 カリーノ宮崎地下1階)が、英語・中国語・韓国語・ポルトガル語・タガログ語・ベトナム語・インドネシア語の7言語で生活相談を受け付けています。開館は火曜〜土曜の10時〜19時です。在留資格そのものの申請手続については、入管の窓口や申請取次行政書士にご相談ください。

9. まとめ:来庁前に「相談か、申請か」を決めておく

天神分室の開設は、福岡入管の在留支援担当が福岡県のワンストップ相談拠点の中に入る、という変化です。申請の受付窓口が動くわけではなく、宮崎県にお住まいの方の申請先も宮崎出張所のままです。一方で、同じ10月1日には手数料の改定が重なります。「どこに行くか」と「いくら準備するか」の両方を、来庁前に一次情報で確認しておくことが、二度手間を防ぐいちばんの近道です。

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  • 在留期間更新・在留資格変更の申請先の確認とスケジューリング
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  • 特定技能の届出・一括申請など、受入企業様の入管手続の整理
  • 10月1日の手数料改定を踏まえた申請時期のご相談

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本記事は2026年9月時点の公開情報に基づいて執筆しています。窓口の所在地・受付時間・業務分担は今後変更される可能性があります。実際の来庁・申請にあたっては、出入国在留管理庁の公式情報または当事務所までご確認ください。

本記事の執筆者:申請取次行政書士 中山 諭
行政書士法人みやざき国際法務事務所 代表
所在地:宮崎県宮崎市

出典(一次情報)

  • 出入国在留管理庁「【福岡出入国在留管理局】「天神分室」開設のお知らせ」(2026年9月11日掲載・PDF) https://www.moj.go.jp/isa/content/001470102.pdf
  • 出入国在留管理庁「福岡出入国在留管理局」(管轄・所在地・各部門・出張所の分担区域) https://www.moj.go.jp/isa/about/region/fukuoka/index.html
  • 出入国在留管理庁「【福岡出入国在留管理局】FUKUOKA IS OPENセンターの開所について(令和6年10月17日開所)」(PDF) https://www.moj.go.jp/isa/content/001425873.pdf
  • 出入国在留管理庁「【福岡出入国在留管理局】ご来庁されるお客様へのお願い」(PDF) https://www.moj.go.jp/isa/content/001441338.pdf
  • 出入国在留管理庁「外国人在留総合インフォメーションセンター等」 https://www.moj.go.jp/isa/consultation/center/index.html
  • 出入国在留管理庁「令和8年10月1日付け在留許可手数料の額の改定がされます。」 https://www.moj.go.jp/isa/01_00644.html
  • 宮崎県国際交流協会「外国人住民のための生活相談」 https://www.mif.or.jp/daily-life-helpline/

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